by natsumi |
2017年 12月 29日
「芸術は爆発だ」 1981年のCMで流れた、あまりに有名な言葉。 御年70歳の時。 芸術:生きることそのもの 人間として最も強烈に生きる者、 無条件に生命をつき出し爆発する、 その生き方こそが芸術なのだ。 爆発:全身全霊が宇宙に向かって無条件に パーッとひらくこと 人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に 爆発しつづけるべきだ。いのちの本当のあり方だ。 ※著書 ”自分の中に毒を持て” より 現在開催中、「岡本太郎展」 会場は、塩釜にある 公益財団法人 菅野美術館。 住宅地の奥まった所に突如現れる、 銅板を用いたユニークな建物。 ロダンやイギリス彫刻の巨匠ムーアなど(個人のコレクション)、 西洋の近代彫刻を中心に展示を行っている、小さな美術館。 今回の企画展では、 川崎市岡本太郎美術館 所蔵の作品35点ほどが並びます。 白くてポコポコ凹みのある壁(エンボス加工が施された鉄板)、 独特の空間に、ガラス越しではなく そのまま作品が展示されています。 「座ることを拒否する椅子」には実際に座ってもOK。 座っていいなら、きっと なでてもOK! 「疾走する眼」「遊ぶ字」「縄文人」をはじめ、 絵でも字でも立体でも、 爆発に向かって燃え盛るメラメラ感が押し寄せてくるかのよう。 そしてそこにある目でギロッと睨まれる。 心の内まで睨まれる。 岡本太郎氏の炎は今なおメラメラしていて 火の粉をまき散らし、 一方でブロンズ「午後の日」のように ちょっと不敵に笑ってこちらを見ている様にも思えます・・ 岡本太郎展 会場:菅野美術館(塩釜市) 10:00~17:00(入館受付16:30まで) 期間:~2018年4月1日 ※月火休館 料金:一般500円 大学生・高校生300円 中学生以下無料
by natsuming8
| 2017-12-29 00:00
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