![]() by natsumi |
2017年 03月 17日
本日のゲストは、
kurax salonで個展 「共鳴、共感 ~無彩色~」 を 開催中の早坂寿輝さん。 早坂さんは、ふだん色々なお仕事を手がけていらっしゃるようですが 本日は「絵描き」として。 言葉を色で表現する「ことだま」を中心に作品を展開。 最近はそれを実物(玉)に表現、 オブジェの制作にも力を入れているそうです。 今回の展示は、絵と写真(佐藤克也さん)の共作。 テーマは「三原色」 ※赤・青・黄 赤い絵と赤い写真 青い絵と青い写真 黄色い絵と黄色い写真 質感の異なる「絵」と「写真」が並び、 3色でまとめられている空間。 どの作品にもタイトルがないので、自由に想像が広がります。 「作品にはタイトルをつけたことがない」と早坂さん。 月が好きだというお話、仏像を描いている絵のお話… ちらりとおっしゃった「パリで個展をやりたいという夢がある」 という言葉も印象に残りました。 ![]() ![]() 常々思うのですが、 自分の言葉を持っている人は強いし、 夢を語る人は気持ちがいいし、 それを実現させたらかっこいい! 「共鳴、共感 ~無彩色~」 ~3/18まで開催(kurax salonにて) ■
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by natsuming8
| 2017-03-17 13:00
| ・放送後記
2017年 03月 11日
先日見た映画の中に出てきた言葉、
「すべての答えは、偉大なる自然の中にある」 むかし、ある建築家が言ったそうで。 その映画とは、 津端修一さん(90歳)英子さん(87歳)ご夫婦の暮らしを描いた ドキュメンタリー作品「人生フルーツ」 お庭で野菜70種類、果樹50種を育てながら 梅干しをつくったり、織物を楽しんだり できることは何でも自分たちでする、衣食住を丁寧につむいでいく暮らし。 21世紀のスローな楽しみの先駆者と評する人も・・ 「ひでこさん♪」なんて、 さんづけで呼んだりする夫婦の距離感もすてきです! 暮らしの根幹を考えさせられる作品でした。 そして、樹木希林さんのナレーションで 「こつこつ ゆっくり」 という声が、耳に優しく響きます。 こつこつ、ゆっくり。 時間をゆっくりためていく。ときをためる暮らし。 人生フルーツ。 そこには種もあって、次の世代への命のリレーも含まれている。 何か、未来へのヒントがある作品に感じました。 あれから6年。 震災によって人生を大きく変えられてしまった人、 あるいは震災を機に一念発起、自ら人生を変えた人、 そして そのどちらでもなくっても。 それぞれの立場で、思うこともそれぞれでしょうが、 ふと私が思い浮かんだのは、この映画の中の 「 こつ こつ 」という言葉でした。 それぞれ やれることをやればいい。 できることを「こつこつ」 生きることを「こつこつ」 ![]() ■
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by natsuming8
| 2017-03-11 00:00
| ・放送後記
2017年 03月 10日
本日は 急きょ fmいずみのスタジオに、 HYの新里さん、名嘉さんが遊びに来て下さいました。 ![]() ガイコツ4体の洋服をお召しの名嘉さんでしたが(笑)、 新里さんと共に、その語り口はとってもあったかい! 沖縄の風を運んできて下さったような・・ そしてやっぱりお人柄でしょう♪ 仙台の冷たい空気の中でこそ、 太陽の日差しを浴びる一瞬一瞬に春がみえると、 素適なことをおっしゃって下さいました。 沖縄はもう夏に向かっているそうです。 ★HY 『CHANCE』3月1日リリース 色々なめぐりあいの中で生まれた10曲を収録したそう。 出会いと別れのこの季節にピッタリ。 「あなたと新しくめぐりあうものをつなげるアルバムになって欲しい」 誰かのために。あなたのために。 HYがたくさんの感謝の想いと共に贈る、未来へのチャンス! ★HYカメールツアー!!2017 04.08(土)18:00~ 仙台RENSA カメールとは沖縄の方言で「つかまえる」という意味なんだとか。 皆でライブを楽しみ共有する中で、日々色々ありながらも きらめく「何か」をつかむきっかけになれば、そして おもいっきり叫んで 明日も頑張ろう!と思えるように。 そんな想いが込められたツアー! ■
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by natsuming8
| 2017-03-10 13:00
| ・放送後記
2017年 02月 17日
本日の “すてきアート”
「ルノワール展」 ![]() ルノワールの作品展。 今回は、代表作の「バレリーナ」(東北初公開)をはじめとする 54点の展示です。 第一章「肖像」 第二章「都市と田園」 第三章「女性像」 第四章「裸婦」 ルノワールの絵といえば、 あどけない少女や知的な女性、柔らかくまるみおびた裸婦。 優しい光と色彩で幸福感に満ち溢れ、 見る側をも幸せな気持ちにさせてくれる絵。 気づけば、私は長年「レースの帽子の少女」の絵ハガキを、 額に入れてお部屋の片隅に飾っていました。 その絵は、見るたびにふと優しい気持ちにさせてくれます。 今回の展示で、ルノワールは 「純朴さを愛する良き家庭人だった」とありました。 特に晩年、身近な大切な人たちを描くことが多かったそうです。 父は仕立ての職人、母はお針子さん。 13歳の頃は磁器の絵付け師をしていたルノワール。 21歳でパリ国立美術学校に合格。 23歳でサロン初入選。 最初の印象派展に参加したのは33歳。 画家としての道を歩み、たとえ酷評されても、 「絵が好き」だから描き続けた。 人生はつらいけれど、だからこそ絵には 美しさや愛情、幸福感を込めた、と。 決して女性の内面や影、心の闇を描くようなことはしませんでした。 とことん、女性のもっとも美しい所を より美しく描く。 見るものを幸せにする絵を描く。 彼なりの、そして強い「美学」 「幸せ」だけを描く画家。 そんな画家は、他にいるのでしょうか? 屋外にイーゼルを立て、きらめく太陽の日差し、空気感、 光を主体に彩色をほどこし新しい表現をしていった“光の画家”。 色彩の重なりで形象を生み出す。 人物も花も、空間や光と同等だそう。 49歳で結婚(その前に長男誕生)。 60歳で三男誕生。 60を過ぎてから彫刻も始めています。 67歳で南仏カーニュに移り(リウマチなどが悪化)、 69歳で車いす生活に。 すごいのは晩年。手足の自由がきかなくなっても 例えば右手に筆をまきつけて絵を描いたのは有名な話。 晩年でも、描く絵は愛らしく楽しいものでなければならないと、 女性の健康美はより豊満に、より生命力に満ち溢れた絵を 描き続けたそうです。 幸福な心を持たないと、幸福な絵は描けない気がします。 ルノワールさんはきっと、絵と共に自身の幸せもしっかり追求し、 すべての悲しいこと・つらいことも含めて人生に光をみいだし 幸せな人生を歩んだのではないでしょうか。 「絵は幸せじゃなければいけない」 でもどこかに、ルノワールの描いた、秘密の暗~い絵が 存在したりしないかな・・ なんて思ってしまう私 (笑) 「ルノワール展」 ~4/16(日)まで開催 9:30~17:00時まで ※発券は16:30まで 一般1500円 学生1300円 小・中・高校生750円 宮城県美術館 http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20170114-s01-01.html ■
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by natsuming8
| 2017-02-17 00:00
| ・すてきアート
2017年 02月 03日
番組でお話ししたのが、
この絵本 「なつみはなんにでもなれる」 ![]() 私も なつみ ですから! …なんだか嬉しい1冊。 なつみちゃんが次々にマネをしていくゲーム、 おかあさん、まったく当てられず。 私はとくに扇風機とブロッコリーが好きです♪ ぜひシリーズ化して欲しいなつみ本。 他、最近読んだ本 「高橋 優 自伝 Mr.Complex Man」 ![]() 興味深く一晩で読み終えました。 曲と共に、その存在が嬉しい人。 これからも色々体現していく人! 「消えぞこない フラワーカンパニーズ」 ![]() バンドだけを続けてきたという道程。 周囲が明るくなろうが暗くなろうが、 変わらずそこに存在し続け 瞬く星のよう。 ずっと見上げていたい! ■
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by natsuming8
| 2017-02-03 00:00
| ・放送後記
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